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住宅ローンの夫婦ぺアローンは得?それとも損?

【夫婦ペアローンとは】

一定の収入がある夫婦がそれぞれが契約者として住宅ローンを組む方法です。

共働きの夫婦なら夫と妻がそれぞれ住宅ローンを組む形になりますので、2つの契約をすることになります。またその際に夫は妻の連帯保証人、妻は夫の連帯保証人になることが必要です。お互いの保証人になる構図から「たすき掛け」と言われたりすることもございます。

 

【夫婦ペアローンのメリット】

借入額が増やせる

一人の収入で希望する金額を借入れできない場合などにおいてペアローンを活用することで借入金額を増やすことができ、また返済方法や返済期間も個別に設定できます。

夫婦それぞれに住宅ローン控除が利用可能

ペアローンではそれぞれに住宅ローン控除が利用できるので、控除額も2人分となり家計にとって契約者は1人より2人の方がメリットは大きくなります。

例えば、3,000万円の住宅ローン残高があった場合

3,000万円×0.7%=21万円になり、それぞれがこの21万円の控除を利用できます。

●団体信用生命保険(団信)も夫婦それぞれに加入ができる

ペアローンでは契約者である夫婦それぞれ団信に加入できるので、亡くなった契約者の残債は保険で完済できます。※健康状況によって団信に加入できない場合もございます。

 

【夫婦ペアローンのデメリット】

返済義務は2人になることのリスク

メリットのところで夫婦それぞれに団信に加入ができることをお伝えしましたが、この裏返しで団信の適用は契約者のみになりますので、万が一夫婦のどちらかが亡くなった時は亡くなった方の住宅ローンは完済されますが、残された方の返済義務はそのままです。

例えば、3,000万円の住宅ローンを夫婦半分ずつペアローンとして組んだ場合、団信で完済されるのは半分の1,500万円になります。残った1,500万円はそのまま返済していかなくてはなりません。

このようにそれぞれにメリットデメリットがあるので、ローンを組む際は良く考える必要があります。

 

次回は夫婦ペアローンを組んでいる状態で離婚したらどうなる!?といったケースお伝え致します。

 

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代表 山本 達也

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