せっかくだったら | 大阪市の不動産売却・買取・査定なら「だんらん住宅」

せっかくだったら

・研修

今日明日は研修です。こういった勉強は意図的に避けてきましたがお鉢が回ってきたようです(笑)。今日はある企業の社長のお話を聞くという内容でした。テーマは、「理念経営」で、実際にされている取り組み事例の紹介がありました。内容はとても面白く興味深いものでした。出席者のほとんどが経営者ということもあって、経営者向けの話でしたが共感すべき部分が多くありました。

・振り返り

社員に理念を浸透させていくために、①コーポレートガバナンスの策定➁クレド本③半年に1回の全社会議④新卒採用時に理念の話を十分にとる等、その他にもさまざまなことに取り組まれているみたいでした。ここまでは私が過去に勤めていた古い会社でも同じようなことをしていました。ただ違ったのは、「理念を振り返る仕組化」の部分でした。理念は決めた際から陳腐化していきます。それは時代の変化に対応できなくなっていくから。理念は大体は経営者の思いついたタイミングで改定される。ここの会社は毎年1回は必ず改定する、新たに冊子も配ることをしているとのこと。全社会議等でも変更点の箇所を説明し、冊子の中にも改正があったところ「改」という文字を入れるそうです。毎年配ることの意味は時代の変化への対応と経営者層が理念により自身を縛るためのものとするためとのこと。これは理念を振り返る仕組みを作っていて凄いなと思いました。理念を決めてから理念に沿った行動をしていく前に、その理念を忘れてしまうから理念を忘れない、振り返る仕組みをつくっているのは良い取り組みだとおもいました。
わたし個人の話でも年明けに決めた目標を忘れる、実践できない、意識できないのは、この目標自体を振り返る場がないからというのが、目標を達成できない一番の理由だと思っています。まさに私自身も目標を振り返るために目標を張り紙にして絶対に1日に1回は目が入るようにしたり、家の中で目標を唱えている自分の録音の言葉を流し続けていることで、今の自分の目標について意識出来ているようになっています。まだ目標は達成できていない部分がありますが、今回の会社の事例を聞いて、目標を忘れずに意識し続けている時点で達成できるなと確信しました。

・ちょっと思ったこと

質疑応答で90分の時間がとられていたこともあって、色んな自分の会社を経営されている方が質問をされていました。ただ、質問の内容が少し「んっ?」と思う部分がありました。具体的にいうと、○○をするためにどうしたらいいですか?みたいな、質問の意図が見えないモノが非常に多かったように思いました。(全部ではないです)
ちなみに私も質問しました。質問内容は「○○社長が経営不振の時に理念を策定したときいて、残っていたメンバーがそれに共感してやってもらうためにどのようにしていったのか?」という質問です。その前段部分で、私が今悩んでいる方向性(利益や働き方への意識)がメンバーとずれてるであろうメンバーがいる。このメンバーと一緒にやっていくために、恐らく同じように理念を策定したときの社長と似た状況という部分を伝えています。
回答としては、そのメンバーに①情報を与える➁感情を与える③最終は本人にゆだねるというものでした。私はいくら伝えても人を変えることは難しいかなと思って①➁はやることをさぼっていたなと思いました。それは飲みの席でやろうかなとは思っています。
自分の質問がめっちゃ良いとは思わなかったのですが、ただ多くの方の質問にちょっとだけ疑問をかんじました。こんなことをいうとめっちゃ生意気になると思いますが、参加したメンバーの中で抜きん出ると思いました。思い上がりにならないように日々一生懸命仕事をしていこうと改めて思いました。(誤解ないようにいいますが良い質問もいっぱいあり参考になりました。)ただ、私の勝手なイメージで経営者はものすごいんだという感情はなくなったということです。頑張ります!

監修者情報

監修者情報

だんらん住宅
代表 山本 達也

代表挨拶はこちら

関連する記事はこちら